山形県の出羽三山神社は羽黒山に鎮座する
荘厳な神社です。
出羽三山とは山形県の
羽黒山
湯殿山
月山
これら三山の事を言います。
全国津々浦々、多くの神社がありますが
出羽三山に鎮座する神社をお参りするには
なかなか大変です。
湯殿山は途中から車は入れなくなるので
バスを利用しなければいけません。
特に月山は登山になりますので
それなりの準備が必要になります。
その中で一番参拝しやすいのが羽黒山にある
出羽三山神社です。
羽黒山山頂の出羽三山神社は
月山・羽黒山・湯殿山の三神が合祀されています。
Contents
現在・過去・未来の参拝
出羽三山とは山形県の
羽黒山・月山・湯殿山
これら三山の事を言います。
出羽三山への参拝は
古き江戸時代に庶民の間で
現在・過去・未来をめぐる旅として
『生まれ変わりの旅』として
ちょっとしたブームになったようです。
・羽黒山:現世の幸せを祈る山(現在)
・月山:死後の安楽と住生を祈る山(過去)
・湯殿山:生まれかわりを祈る山(未来)
アクセス
〒997-0292
山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
出羽三山神社公式サイト
出羽三山神社 石段詣のススメ
出羽三山神社は羽黒山山頂にあります。
観光バスも山頂まで行けるので
多くの観光客が参拝に訪れます。
簡単に山頂まで行き
出羽三山神社を参拝するのも良いですが
私は山の麓にある随神門から石段を登っていく
石段詣をオススメします。
なぜなら、羽黒山には多くの摂社・末社が鎮座していて
国宝級の建造物もあるからです。
これはバスや車で山頂に行っただけでは
見ることができません。
そうは言っても
羽黒山山頂までの石段は2000段を超えます。
結構歩きますし、なかなかきついです。
私の場合は高齢の母親も伴い
所要時間:2時間ちょいでした。
これは中間の茶屋でひと休みした時間も加味しています。
石段詣スタート 山頂までの道のり
随神門から山頂に登ります。
反対のコース山頂→随神門の方が降りなので楽ちんです。
でも、オススメは随神門→山頂コース
随神門入り口で受付
ここで必要な人はお注連(おしめ)を求め背中にかけて登ります。
お注連は随神門・山頂授与所で受けることができます。
さらに『願』かけをして山を登りたい人には
縁紐(えにしひも)をお注連に結びます。
縁紐は5色あります。
それぞれの色で願い事が違います。
赤 恋愛運
緑 健康運
黄 財運
紫 学業成就
白 生業運
私は欲張りなので全色の縁紐を結んで参拝しました。
お注連(おしめ)とは
結界を意味します。
山の魔障が取り憑かないように身を守るために
首から背中にかけて山を登ります。
随神門
随神門を通るとそこは出羽三山の神域となり、
神域は遠く月山を越え、湯殿山まで広がります。
随神門はこの広い神域の表玄関でもあります。
末社羽黒山天地金神社
随神門の右手前にある朱塗りのお社です。
須佐之男命をお祀りしています。
継子坂〜神橋
随神門を抜ける神橋までに
沢山の摂社が鎮座しています。
祓川と須賀の滝(はらいがわ・すがのたき)
爺スギ
羽黒山最古の古木
国宝羽黒山五重塔
羽黒山は、会津や平泉と共に東北仏教文化の中心で
数々の文化財に富んでいます。
かつては附近には多くの寺院がありましたが、
今は五重塔だけが一の坂の登り口左手に建っています。
素木造り、柿葺、三間五層の優美な姿は
聳り立つ杉小立の間にあっても圧巻の存在感です。
現在の塔は約600年前再建されました。
一の坂
石段は2446段あります。
この付近はまだ4分の1あたり・・
官国幣三山神社記念碑
二の坂茶屋
やっと半分!
ここでひと休みひと休み・・
力餅は山を登らないと食べられません。
そして、茶屋からの風景も見られません。
芭蕉塚
埴山姫神社(縁結び)
赤の縁紐は恋愛運のご利益があります。
頑張ってここ埴山姫神社までやって来た人は
赤の縁紐をここに結んでいきます。
出羽三山神社 斎館
石段詣山頂
やっと山頂に辿り着きました。
大鳥居がお迎えしてくれます。
厳島神社・蜂子神社
出羽三山神社 三神合祭殿
出羽山頂にある一番大きな祭殿
三神合祭殿(さんじんごうさいでん)
月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祀しています。
平成12年、国の重要文化財に指定されました。
出羽三山神社として湯殿山・月山・羽黒山
三社にお参りしたのと同じです。
鏡池
鏡池は東西38m南北28mの楕円形の池です。
三神合祭殿の本殿の御手洗池として
古くより多くの信仰をあつめている神秘的な池でもあります。
またこの鏡池は
古来より多くの人々が奉納した銅鏡が
埋納されていると言われています。
羽黒山山頂の様子・石段のマーク
御朱印
神社リスト
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