貴船神社は、全国に約500社を数える貴船神社の総本宮です。
天武天皇の御代(677年)にはすでに御社殿が造られていた、歴史を誇る神社です。
清流・貴船川は鴨川の源流にあたり、
“京都の水源を守る神”として歴代朝廷からも大切にされてきました。
訪れたのは9月初旬でまだまだ暑い盛りでしたが
ここ貴船は山間で緑多く市街地よりもひんやりと過ごしやすいです。
貴船川沿いに並ぶ『川床』は夏の風物詩です。
貴船神社までのアクセスは決して良いとは言えませんが
京都最強のパワースポットとも噂されている地を
散策し自然の恩恵を受けることはとても有意義なことです。
アクセス
〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
貴船神社公式サイト
交通・アクセス
私は京都駅に滞在していたので
早朝、ホテルを出発して以下のルートで参拝しました。公共機関で行くと乗り合わせなどもありますので
京都駅からは2時間はかかります。*京都駅
🚃 <市営烏丸線> 20分
*国際会館
🚶<徒歩4分>
*国際会館前
🚌 <京都バス52> 22分
*貴船口
🚶<徒歩4分>
*貴船口駅前
🚌 <京都バス33> 5分
*貴船
🚶<徒歩4分>
*⛩ 貴船神社
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ここから先が貴船の入り口です。
ここからもう一つバスに乗って貴船に向かいます。
貴船神社 御利益
ご利益としては「運氣隆昌、えんむすび、諸願成就」が有名です。
「きふね」は「氣生根」、
氣が生ずる根源の地であり、
“神様の氣に触れるだけで元気がよみがえる”といわれています。
ですから、貴船の地は、清い氣が生まれ溢れる場所なので
ゆったりと貴船の地を歩くだけでも「運氣隆昌」のご利益に預かれます。
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貴船神社 御祭神
<本宮>
高龗神(たかおかみのかみ)
伊奘諾尊(いざなぎのみこと)の御子神、
水の供給を司る神
<結社>
磐長姫命(いわながひめのみこと)
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉姫
縁結びの神
<奥宮>
高龗神(たかおかみのかみ)
船玉神(ふなだまのかみ)=『航海の安全を守る神』としての信仰も篤い
貴船神社 参拝
貴船神社の参拝は三社詣といい、本宮、奥宮、結社を参ります。
地図に沿って参拝すると
本宮→結社→奥宮の方がシンプルですが
正式ルートは
本宮→奥宮→結社と言われているそうです。
しかし、このルートにあまりこだわる必要はなく
貴船の気を十分に感じながら境内巡りを楽しめばいいと思います。
本宮
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この先の階段を登っていくと本宮にたどり着きます。
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現在の本宮は平成の御造営事業により、
基礎からすべてを一新し建て替えられたものです。
コロナ禍で拝殿はアクリル板で囲われていました。
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手水社横、休憩処の前に2頭の馬の像があります。貴船神社は絵馬発祥の地です。
今回は特別参拝をお願いしましたので拝殿に入る事ができました。
静かに拝殿奥で参拝をしたい方にはオススメです。
受付をした後に拝殿に案内をされます。
個別に祝詞をあげていただいた後に
静かに心穏やかに参拝することができます。ご祈祷とは違いますが、特別参拝はオススメです。
奥宮
奥宮は最強のパワースポットと言われている地です。
貴船神社創建の地であり、森に囲まれた神聖な場所です。
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本殿の真下には「龍穴(りゅうけつ)」と言われる大きな穴が空いており、
その上に社が創建されました。
龍穴は人目を忌むべき神聖なものから、
誰も見ることが許されておらず、
貴船神社の龍穴は日本三大龍穴のひとつとされています。
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玉依姫命(たまよりひめのみこと)が乗った黃船が
今も苔むして奥宮に祀られています。
結社
縁結びにご利益があるとされる結社の御祭神は
磐長姫命(いわながひめのみこと)です。
神武天皇の曽祖父にあたる瓊々杵命(ににぎのみこと)が
木花開耶姫(このはなさくやひめのみこと)をめとりたいとその父親に申し出た時、
父は姉の磐長姫もともに勧めました。
しかし、瓊々杵命は木花開耶姫だけを望まれました。
そのため磐長姫は大いに恥じて
「吾ここに留まりて人々の良縁を授けよう」と御鎮座されたと言われています。
なんだか、この話を聞くと磐長姫命が気の毒になります。
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平安時代の女流歌人、和泉式部が
夫の心変わりに思い悩んだ際に参拝し、
歌を捧げた祈ったところその願いが見事に叶ったと言われています。
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御朱印
貴船神社の御朱印は
境内に自生している双葉葵(ふたばあおい)のスタンプが押されています。
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神社リスト
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