みちひらきの神 伊勢の猿田彦神社

『猿田彦』と名の付く神社はたくさんあります。
その中で一番有名なのが三重県伊勢市に鎮座する
『猿田彦神社』ではないかと思います。

今日は伊勢神宮参りをした時に
お参りした猿田彦神社にフォーカスします。

みちひらきの神社『猿田彦神社』

猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)は、
三重県伊勢市の伊勢神宮内宮の近くに鎮座する神社です。
全国には猿田彦と名の付く神社がおよそ二千社あると言われています。
総本社「地祗猿田彦大本宮」は三重県鈴鹿市の椿大神社です。

猿田彦神社 拝殿
猿田彦神社 拝殿

伊勢参りは二見興玉神社→猿田彦神社の順番

猿田彦神社は伊勢神宮(外宮・内宮)に近い神社で
道ひらきの神様とも言われています。
お伊勢参りをする時は
先にお参りすると良いと言われている神社があります。

一つが二見興玉神社
もう一つが猿田彦神社です。

猿田彦神社は伊勢神宮(外宮・内宮)をお参りする前に
ご挨拶をするのが良いとされています。

猿田彦大神は、ものごとの最初に御出現になり万事最も良い方へ“おみちびき”になる大神で、古事記、日本書紀などにも「国初のみぎり天孫をこの国土に啓行(みちひらき)になられた」と伝えられています。
猿田彦神社公式サイトより

芸能の神様『さるめ神社(佐瑠女神社)』

佐瑠女神社 猿田彦神社
佐瑠女(さるめ)神社

猿田彦神社の境内社として鎮座するのは佐瑠女神社
佐瑠女神社は芸能の神様が祀られているとして有名です。
芸事を上達させたい人はぜひ、お参りください。

佐瑠女神社 猿田彦神社

天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられたときに
神楽をされ、大御神が再び現れて平和な世を迎えられたと伝えられます。
猿田彦神社公式サイトより

パワーみなぎる裏参拝のススメ

猿田彦神社 裏参拝所

以前、鹿島神宮に参拝に行った時
ボランティアガイドをしてくださった方から聞いたのですが

我々は神社にお参りする時は拝殿に向かって参拝します。
多くの方が拝殿前で参拝を済ませてお帰りになりますが
なんと勿体無いことか!!

神社によっては拝殿からぐるっと周り
本殿の裏に行くこともできます。
ぜひ、拝殿の裏に回れるのであれば、
本殿にも手を併せてほしいとおしゃっていました。

確かに、神社によっては
本殿裏にも賽銭箱が設けてあり
裏参拝所としてお参りができる所もあります。

裏参拝所は本殿のすぐ裏にありますので
拝殿よりも神様を近く感じることができるのです。

そして、ここ猿田彦神社も裏参拝が出来ました。
私の体感ですが
やはり、裏参拝の方が辺りの空気が張り詰めているというか
パワーにみなぎっているように感じます。

是非、神社参拝する時は裏の方も回ってみてください。

方位石(古殿地)は八方位(気学)の神様

猿田彦神社 方位石

猿田彦神社の拝殿正面前に昔の神殿跡を印した、八角形の石柱があります。

ここは方角、場所などに親和性が高く
気学をかじった人、勉強中の人には興味深い場所です。

この方位石がある場所は
昭和11年まで御神座のあった特別な場所です。

大神の「みちひらき」の御神徳を表す八角形の石には、
毎日多くの人々が願いをかけて行かれます。

御朱印と五十鈴(土鈴)

今回の旅では御朱印とお札をいただいてきました。
お札は我が家の神棚に・・・

御朱印 猿田彦神社 佐瑠女神社

そして、密かに有名なのが『五十鈴』と呼ばれる
土鈴です。
ドーナツのポンテリングに似ていると言われていますが
この鈴のパワーはすごいとのことなのです。

猿田彦神社 五十鈴 土鈴
今も我が家で大活躍の『五十鈴』
猿田彦神社 五十鈴 土鈴

実は画像の五十鈴は10年以上前に
友人たちと伊勢に旅に行った時に
猿田彦神社でいただいてきて
今尚、現役で活躍中でございます。

毎日、神棚を拝む時に鳴らしているので
かなり年季が入っています。

これだけ使い込むと子どものように
友達のように愛情が湧いてきて
共に生きてきた大切な鈴になっています。

猿田彦神社のサイトではこの『五十鈴』の記載がなく
今も昔も特別な鈴なのでしょう。
気になる方は社務所で聞いてみてください。

伊勢神宮参りの関連記事

伊勢神宮参りをした際の記事をアップしています。
是非、併せてご覧ください。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です