季節にとても関係がある土用期間って知っていますか?
土用期間は体も心も不安定になると言われています。
今日は2023年の土用期間の事と過ごし方をシェアします。
Contents
土用期間ってなに?
土用は五行思想が元になっています。
五行思想をざっくり言うと
世界の全てのものが『木火土金水』で表現できると考えます。
ですから、一年の『春夏秋冬』も『木火土金水』で表すことができます。
立春🌸=木気 🌳
立夏⛱=火気🔥
立秋🍁=金気✨
立冬⛄️=水気💧
おや?季節は4つですから・・
五行の『土』の出番がありません。
それでは、なんとかして『土』にも活躍の場を与えましょう。
立春🌸=木気🌳
土気
立夏⛱=火気🔥
土気
立秋🍁=金気✨
土気
立冬⛄️=水気💧
土気
各季節の間に『土』を入れます。
めでたく『土』も仲間入りしました。
このように、季節と季節の変わり目、繋ぎの期間を土用期間と言うのです。
一般的に土用期間は節と節の間の18日間です。
土用期間の18日間に降りてくる神様
『土』に関係している土用期間ですが
この期間に降りてくる神様がいます。
その名も『土公神』
土の中に宿っている神様と言われています。
ですから『土公神』がいる期間、つまり土用期間には土いじりはNGと言われているのです。
土用期間は『土公神』が土の中に宿っています。
ですから、土を掘り起こしたり、土いじりをしたら
『土公神』がゆっくりできないのです。
土用期間の救世主『間日』って何?
土用期間に土いじりをしないと言うのはわかりましたが
18日間ってかなり長いですよね。
野菜や果物を育てたり、農業をしている方
ガーデニングが趣味の人にとって18日間も土いじりができないなんて
正直無理だと思います。
そんな時は『間日』(まび)を利用すれば土いじりができます。
『間日』とは・・
土用期間に土に宿っている神様『土公神』がお出かけする日です。
『土公神』は土用期間でも
ちょっと天上界にお出かけすることもあります。
つまり、土用期間でも『土公神』が土の中にいない日もあり
その日に土いじりなど、土用期間にやってはいけない事をしても祟られないと言われています。
この『土公神』のお出かけの日を『間日』(まび)と言います。
土用期間は『土用殺』(方角)にもご用心!
生まれ年と住んでいる場所によって
吉凶を占うのが九星気学ですが
春夏秋冬の土用期間にも方位が割り当てられています。
この土用期間の凶方位の事を『土用殺』と言います。
『土用殺』の方角にお出かけの際は十分気をつけて
できれば日を改めるなどして控えた方がいいでしょう。
各土用期間の『土用殺』は次の通りです。
冬の土用:北東
春の土用:南東
夏の土用:南西
春の土用:北西
土用期間・間日・土用殺 確認表
今まで解説した土用期間についてまとめてみました。
参考にしていただけると嬉しいです。
季節 | 土用期間(2023年) | 間日 | 土用殺(方角) |
冬 | 1月17日(火)- 2月3日(金) |
1月20日(金) 寅 🐯 |
北東 |
春 | 4月17日(月)- 5月5日(木) |
4月17日(月) 巳 🐍 |
南東 |
夏 | 7月20日(木)- 8月7日(日) |
7月20日(木) 卯 🐰 |
南西 |
秋 | 10月21日(土)-11月7日(火) |
10月28日(土) 未 🐏 |
北西 |
土用期間やってはいけない事
・土いじり(庭いじり、土いじり、ガーデニング全般)
・新しい事(新築、開業、結構、就職)
・移動する事(引っ越し、旅行、転勤)
土用期間やっていい事
・神社参り
・ゆったりと過ごす
・土用干し(衣服の虫干しする)
・梅干を干す
・お掃除、整理整頓、断捨離
・お腹に優しい消化の良い物を食べる
・衣替えなど、次のシーズンの準備
・「う」のつくものを食べる
今日のまとめ
土用期間とは季節と季節の変わり目の
18日間を言います。
土用期間には土地に『土公神』が宿ります。
ですから、土用期間には土いじりはNGとされています。
しかし、土用期間でも土いじりができる日があります。
その日は『土公神』がお出かけしている日です。
この神様のお出かけ日を『間日』(まび)と言います。
土用期間にやっていい事、やった方がいい事があります。
基本的には土いじり、新しい事、移動(旅・引越し)は控えた方がいいです。
コメントを残す