東京九段下の靖国神社は
都会とは思えない場所にゆったりと厳かに鎮座しています。
東京近郊に住んでいる人は
思い立ったらすぐに参拝に行けるのが魅力です。
最近、戦死した祖父の事を思うことがあります。
亡くなった祖母は
機会があれば靖国神社に行きたがりました。
私が若い頃に数回連れて行ったのですが
その頃は祖母がどんな思いで
「靖国に行きたい。」と言っていたのか
知る由もなく・・
遅ればせながら
英霊にご挨拶をするようになりました。
靖国神社の歴史
靖国神社は、東京都千代田区九段北にある神社。
国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊みたまを慰め、
その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。
桜の名所でもあり
桜の季節は多くの人たちが参拝に訪れ
境内の桜を愛でています。
靖国へのアクセス
一番近い駅は
地下鉄東西線/半蔵門線/都営新宿線「九段下駅(出口1)」より徒歩(約5分)
靖国神社はゆっくり歩くのがオススメ
九段下駅を出ると程なくして大鳥居が見えます。
ゆっくりと歩いていくと
「日本陸軍の父」と称される
大村益次郎の銅像が見えます。
第二鳥居を抜けると
すぐ左に手水舎があります。
神門を通り、少し歩くと
中門鳥居が見えます。
中門鳥居から拝殿が見えます。
ゆっくり歩いているうちに
気持ちが落ち着き
厳かな気持ちになります。
日本を守ってくださった英霊に
定期的に参拝することは
戦死した祖父も喜んでくれていると思いますし
また、生前は何度となく「靖国に行きたい。」
と言っていた祖母も喜んでくれていると思います。
拝殿のお色直し
さて、拝殿の柱には通常は白地に菊の紋をあしらった幕が張られていますが
春秋例大祭、みたま祭、新年祭
この時には紫地に菊の紋の幕にお色直しがされます。
普段の日は勿論
大きな行事がある日に参拝して
靖国のお色直しを楽しむのも素敵です。
御朱印は
靖国神社の御朱印は
持参した御朱印帳に直書きをしていただけるのですが
季節の刺繍の施してある珍しい御朱印も受けることができます。
刺繍は丈夫な和紙にされていて
とても美しく重厚感があります。
御朱印帳の日付を見ると
参拝した時の場所、天候、情景が
鮮明に浮かびます。
御朱印を集めている人が多いのも納得です。
安倍総理の国葬儀の出口が石鳥居
2022年9月27日は安倍前首相の国葬儀でした。
当日は私も献花の列に並んでおりました。
大変な混雑で何時間も並んで献花をしたのですが
献花をした後、すぐ目の前に見えたのが
靖国神社の石鳥居でした。
献花ルートの最終は
靖国神社に続くようになっていました。
献花が終了した人たちは
みんな靖国にも足を運び参拝をしていました。
勿論、私も国葬儀に献花できたことを
ご報告しました。
参拝に感謝の気持ちを込める
私も含め
日本人のほとんどが戦争を知らない世代になりました。
しかし、今、ここにこうして平和で生きている私たちと
戦争で亡くなった英霊の間には
切っても切れない繋がりがあります。
御霊に感謝の誠を捧げ、手を合わせることで
この繋がりをより強いものにしたいと
靖国を訪れるたびに思うのです。
コメントを残す