お伊勢参りは参拝の順番があると言われています。
ここ伊勢市二見の『二見興玉神社』は、
お伊勢参りをする時に
一番先に訪れる場所と言われています。
本日はお伊勢参りをした時に訪れた
『二見興玉神社』と二見浦の『賓日館』についてレポートします。
Contents
『二見興玉神社』に参拝
二見浦海岸には
海から顔を出す大小の岩が見えます。
『夫婦岩』と言われる、その岩の近くに
「二見興玉神社」が鎮座しています。
昔の人々は伊勢神宮へ参拝する前に、
我が身の穢れを落とし、
浄化した心身でお伊勢参りをするのが習わしでした。
ここ『二見興玉神社』は
禊ぎをする為の神社と言われています。
二見玉置神社までの行き方
バス乗車🚌:伊勢市駅前バスターミナル8番乗り場
夫婦岩東口下車
所要時間:約26分
海岸沿いを歩いて参拝する神社
夫婦岩東口バス停下車🚌
バスを下車して、すぐ見える伊勢シーパラダイスに入ります。
このシーパラダイス内を通り抜けるのが二見浦海岸に出る近道です。
目の前の鳥居を通って
龍宮社→二見興玉神社→天の岩屋
の順番で参拝をします。
龍宮社
龍宮社は海の守り神である綿津見大神を御祭神とする神社です。
夫婦岩と二見興玉神社
龍宮社をすぎて海岸に夫婦岩が見えます。
二見興玉神社の鳥居越しに夫婦岩が見えます。
天の岩屋
賽銭箱の奥は岩窟になっています。
往古より宇迦御魂大神を祀った三宮神社が鎮座されているそうです。
至る所に蛙・蛙・蛙
猿田彦大神の神使は蛙🐸とされており、
*無事にかえる🐸
*貸したものがかえる🐸
*お金がかえる🐸
と言われています。
二見興玉神社を参拝すると
たくさんの蛙🐸が迎えてくれます。
二見興玉神社の御朱印(特別御朱印もゲット)
龍宮社印 ↓
本社:浜参宮 ↓
本社:復刻朱印 ↓
こちらの御朱印は毎月23日だけに受けることができる御朱印です。
『二見=ふたみ=23』ってことですね。✨
『復刻朱印』と言われており
明治・大正期に使用していたかえると輪注連縄の印・禊斎證印を使用
国指定重要文化財 賓日館
国指定重要文化財の『賓日館』は
二見興玉神社と並ぶ観光スポットです。
二見興玉神社神社を後に
JR二見浦駅までの道は夫婦坂表参道を歩きます。
表参道沿いにある、一際目立つレトロな建物が『賓日館』です。
床・襖・天井・照明・手入れの行き届いた庭など
まるで古き良き時代にタイムスリップしたような気分になります。
『賓日館』までのアクセス
〒519-0609
三重県伊勢市二見町茶屋566−2
JR二見浦駅より徒歩12分
浅田次郎氏の本でも絶賛
それはお伊勢参りを計画していたある日
何気に読んでいた本に釘付けになりました。
浅田次郎氏の『かわいい自分には旅をさせよ』
この本は浅田氏の旅のエッセイ集で
独特な視点から旅の楽しみが書かれています。
本の32ページの『賓日館の奇跡』を読み
どうしても賓日館を訪れてみたくなりました。
参拝する人々の休憩・宿泊施設
明治20年に賓日館は伊勢神宮参拝に訪れた人々の
休憩・宿泊施設として建設されました。
この二見浦近辺に賓日館が建設された事から推察するに
やはり、お伊勢参りの順番は二見興玉神社が一番で
二見興玉神社から
猿田彦神社→豊受大神宮(外宮)→皇大神宮(内宮)
はとても遠く、1日で参拝する事は無理なので
宿屋が必要だったと推察されます。
2ヶ月で完成!賓日館の増改築
賓日館の増改築がされた理由は、
昔、明治天皇のお母上の英照皇太后がご宿泊することになり
それに間に合うように、たった2ヶ月で増改築されたのです。
たった2ヶ月で日本建築の最高峰の技術が注ぎ込まれ
明治ー大正ー昭和ー平成ー令和まで
大切にされている建造物なのです。
賓日館はお雛様でいっぱい
訪れた日は1月下旬
2月4日から開催する
『第19回 おひなさまめぐり in 二見』の準備で大忙しでした。
それでも快く館内を見学できて
一足早く、年代物の貴重なお雛様を愛でることができてラッキーでした。
『第19回 おひなさまめぐり in 二見』は
街を上げて、お雛様を飾るイベントです。
開催期間は二見は街ごとお雛様でいっぱいになり
賓日館も全館がお雛様でいっぱいになります。
館内から眺める美しい庭園
宿泊施設でもあった賓日館ですから
部屋から見下ろせる美しい庭園も素晴らしい!
部屋から眺めても良し
庭園の中をゆっくり歩いても良し
記事内 関連情報サイト
二見興玉神社公式サイト
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