岡山の一宮 吉備津神社

吉備津神社は
岡山県岡山市に鎮座する
大吉備津彦大神を主祭神とする
山陽道屈指の備中国一宮です。

我が国唯一の様式にして
日本建築の傑作である
「吉備津造り」の勇壮な社殿は圧巻です。

アクセス

JR桃太郎線(吉備津線)吉備津駅から徒歩約10分の所に
吉備津神社は鎮座しています。
緑豊かな中にあって、見応えも十分な神社でした。

〒701-1341 岡山県岡山市北区吉備津931

吉備津神社公式サイト

備中国一宮 吉備津神社

岡山県は桃太郎の話が有名です。
これは吉備津彦の温羅退治の伝説がルーツと言われています。
吉備津神社は
桃太郎のモデルとなった吉備津彦と深い関係のある神社です。

吉備津神社には矢立神事や鳴釡神事、
吉備津彦の凱旋を豪勢なお膳で祝ったと言われる
春と秋の七十五膳据神事などが祭事として
今も大切に伝えられています。

手水舎と矢置岩

矢立神事が現在でも行われております。
吉備津彦と温羅の伝説に基づくものです。

吉備津神社 手水舎
吉備津神社 手水舎 龍がお出迎え

吉備津神社 矢置岩 手水舎のお隣に大きな岩があります。
大吉備津彦命が戦の時に矢を置いた岩と言われています。

鳥居

吉備津神社 鳥居
これは鳥居というのでしょうか?
この先の階段を登っていくと北随神門が見えてきます。

北随神門

北随神門は北の参道に位置し、室町中期に再建されました。(重要文化財)

本殿・拝殿

本殿・拝殿(国宝)室町時代応永32年(1425年)再建
建築様式「比翼入母屋造」
全国唯一の様式から「吉備津造」とも称されます。

本殿・拝殿(国宝)室町時代応永32年(1425年)再建
建築様式「比翼入母屋造」 全国唯一の様式から「吉備津造」とも称されます

南髄神門と廻廊

拝殿の左に南髄神門があり
ここから有名な廻廊が続きます。

南髄神門は廻廊の途中に位置し、
延文2年(1357年)再建当社諸殿宇中最古の建造物。
御祭神に従い吉備国の平定に活躍した神々が祀られています。(重要文化財)
天正7年(1579年)再建、全長360mにもおよび、
自然の地形そのままに一直線に建てられています。(県指定重要文化財)
この回廊は大変有名です。
廻廊を中心に左右に摂社、末社が鎮座しています。

えびす宮

商売繁盛・家業繫栄の神様、特に1月9・10・11日のえびす祭りでは
縁起物を求めるたくさんの人で賑わうそうです。

あじさい園と岩山宮

岩山宮は本殿の背後に鎮座していて
吉備の中山の山腹に位置しいます。
吉備国の地主神をお祭りしています。

岩山宮
岩山宮 ここはかなり強い気を感じます。
今回の訪問は6月だったので紫陽花が綺麗に咲いていました。
境内は様々な草花が咲き誇り、
四季を通じて楽しむことができます。

三社宮

三社宮
三社宮

本宮社

(内宮・新宮合祀)御祭神 孝霊天皇・吉備武彦命・百田弓矢姫命
吉備津彦命の父母神をおまつりしており、
安産・育児の神様として信仰されています。
※正宮・本宮・内宮・新宮・岩山宮=吉備津五所明神

本宮社

瀧祭宮

本宮社の反対側に鎮座する瀧祭宮は
道路を挟んで遠くに見えます。

御竈殿

慶長17年(1612年)安原知種が願主となり再建され、
神秘的な鳴釜神事は古来より全国に知られています。(重要文化財)

ここ御竈殿は鳴釜神事が行われています。
ご祈祷を受けた後にお札を持っていくと
神事を受けることができます。

私も鳴釜神事を受けてきました。
竈の神秘的な音が不思議で今までにない経験をしてきました。
中は撮影禁止になります。

一童社

学問・芸能の神様をお祭りしており、
江戸時代の国学者も厚く信仰したと言われています。
近年では進学を目指す人のお参りが絶えません。

一童社 学問の神様がいらしゃいます。

御朱印

吉備津神社 御朱印
吉備津神社 御朱印 紫陽花の季節の限定
吉備津神社 御竈殿の御朱印はカッコイイ!

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